言うまでもありませんが、ゲームセンターCXリスペクトのタイトルです。





…思えば、パチスロの歴史とは屁理屈の歴史でありました。

4号機のST機辺りからはもう如何に厚顔な屁理屈を付けるかが腕の見せどころみたいになっていた向きがあります。

そして、その精神は、5号機にも受け継がれました。受け継がれてしまいました。
最初に5号機規定ができた頃は、押し順子役すら実現不可能と言われていたし、実際不可能になるように規定が作られていたのです。じゃあなんで今平気で搭載されているかってえと、これはもう屁理屈が上手な方々が相当な屁理屈を国家権力に向かって放ったからに相違有りません。

で、様々な屁理屈が跳梁跋扈してきた5号機業界においても”ゼロボーナス”の発想がとんでもない事であった事は皆様も認めざるを得ないでしょう。

5号機規定と4号機規定の最大の差は、試験に”シミュ試験”が含まれているかどうかという点にあります。
4号機時代の保通協試験は、実際に台を回す”実射”試験しかありませんでした。内部的に超高確率で15枚子役が成立していようとも、ノーヒントで回せば揃わないんですからそらあ検定にも通りますよ。なんならナビが出ていたとしても4号機の検定だと全無視ですから、通らない道理がない。

しかしシミュ試験さんは違う。彼は成立した子役を、最大枚数になる形で全取得した場合をシミュレートしてくるのです。そんな最強エスパー相手に純増高い台など通る訳、あらず。完全に割の上限を突き破ってしまいます。

…という事で、5号機規定での純増枚数は2.4枚が理論値ギリギリと言われていました。GOD系譜辺りですね。


そしてそれを塗り替えしてしまったのがエークラに端を発するゼロボーナス
超高確率でボーナスが成立する上、ダラダラと数十Gかけての消化。その上2in2outを繰り返すだけで枚数的には一切増えない…完璧なシミュ試験封じと言えましょう。いくら小役確率が高かろうとも、遊戯時間の殆どは増えもしないボーナスの消化に費やされるのです。

その上、ボーナス成立後にリプレイ確率を上げる事が可能な事に目をつけ、成立Gで揃えなければ1/65536の純ハズレ以外で揃えられないようにする…
コレで、完全に検定時と市場で別の台が出来上がります。まあ実射試験はゼロボーナスを普通に外しちゃうし押し順にも従うからなんでもやりたい放題って訳では無いのですが…とにかく、シミュ試験はゼロボーナスの手によって完全に形骸したと言っていいでしょう。ゴルゴだろうが攻殻機動隊だろうが、実際の出玉性能はどうあれシミュ試験上では殆ど同じ性能になります。

そうして、その気になれば純増枚数は4.6枚程度まで積める状態になりました。業界側の自主規制によって3枚までと定めただけで、その気になりゃあもっともっと純増上げることも出来たのです。(そうしなくて正解だったとは思うけど)


…ただ、完全無欠に見えたゼロボによるAT機にも、一つだけ弱点がありました。

それは、”ベースカットが出来ない”という事。
…いくらゼロボーナスで時間を稼いだ所で、それ以外の部分が常に純増3枚で増えてたら検定通らないわけです。
それが通っていた理由は、上記の通りゼロボーナス成立後にリプ確率が上昇していたから。リプ確率が上がって初めて純増三枚になる小役確率であって、シミュ試験だとボーナス消化中以外でも純増三枚にはなっていません。

その、シミュ試験と実射での”リプ確率の差”が検定を通す鍵である以上、ある程度のリプレイ確率は必須になっちゃったんですよ。そうなるとどうしても千円30回ぐらい回ってしまう。

確かに、小役の枚数を少なくして純増を保てば、押し順小役の比率が上がって左から押した時のベースを下げる事が出来ます。しかし、それだとボーナス成立前でも純ハズレが少ないためシミュ試験で普通に増えてしまって落ちてしまう…ジレンマです。

もう一つ、逆に小役枚数を思いっきり上げる事で、成立しまくる純ハズレ込でも十分な純増を確保した台を作るという案も有りました。そうすればシミュ試験を封じ込みつつ、通常時のベースをカットすることが出来ます…が、この案も敢え無く却下。
この方式だと、頻繁に成立する純ハズレの度にユーザーがボーナスを外さなくてはいけないんですよ…
そんな、カッタルイ台などあって言い訳無い…というのが当時の判断でした。今は業界に余裕がないのでチェンクロとか出てきてしまっています。ンゴロポポスだのクジラッキーだの変な台もありましたが忘れてください。(僕はチェンクロ好きですよ!僕は!)(今のAT機は純ハズレあるのにボナ外しの必要がない台ばかりですが、その仕組みについてはまたいつか)


サア困った。このままでは出玉性能は加速していくのにベースがそのままという歪な世界になってしまう。どこかを伸ばしたらどこかを削らなくてはいけないのです。ベースが削れないなら初当たりを重くするしかないのです。そんな台、いっぱい心当たりありますよね。


…と、皆が頭を悩ませている中、KPEから唐突に放たれたのが今回打つ「激闘!西遊記」だったのです。まず天井が256な事に一同驚愕。ここまで軽い天井というのはAT時代に入ってからだと聞いた事が無かった訳ですから。

そして、衝撃的なのがコイン持ち。衝撃の千円22回転。どうして、どうしてこんな回転数が実現出来たのか。

...激闘西遊記の押し順小役は7枚ベルです。その上純増は3枚。こうなるとリプレイ確率が上昇する隙は殆どない。つまりシミュでも増えてしまう。じゃあどうするか?

0枚ボーナスを"減るボーナス"にしてしまえばいいのです。

本来増やさなればならないボーナスでどうして減らせるのかって話にまで突っ込むといよいよ終わらないので割愛しますが、まあとにかく凄まじい屁理屈で無理やりボーナス中に減らしてるんです。頻繁に成立するボーナスで減りまくってたら、通常時にギャン増えしたって問題なく通るのです。
...固定概念をぶち壊す素晴らしい発想と言わざるを得ないでしょう。5号機の最終到達地点が、ここにある。

...そんな名機も、いよいよ認定切れが間近に近づいています。今後、こんなベースを実現する台は二度と出てこないでしょう。消える前に、お別れ打ちをしない訳には行かない。


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...という訳で、おは天です。低設定だと大抵天井行くからね。仕方ないね。


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...さて、この台の初当たり枚数はまっことカス。なんと40枚ちょっとしかもらえません。
その上、ボーナス後に必ず入るCZでは一切ベルナビが出ないので平気で追加投資させられます。マゾ向け。

しかも、1回目のCZ突破で出てくるのはまたしても40枚小役ですからね。2連荘して獲得枚数マイナスまであり得るのがこの台なのです。

CZ二回通さないとまともな出玉が得られないとか本当マゾ向けやで。


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さて、今回は割とレアパターンである規定CZ一回。ここさえ超えれば夢のラッシュ突入であります。



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そして完璧としか言いようのないタイミングで降臨する強チェリー。久々に"脳汁"が噴出。


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という事でラッシュです。


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いっちゃんえらい青七です。


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250枚です。擬似ボ的に結構多めと見せかけて払い出し枚数という狂気。7枚ベルなので、純増はここから4/7した値になってしまいます。つまり140枚。カス。


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...でも、案外上乗せはするのです。...ただ、コレも当然払い出し枚数。
よく、差枚数上乗せ機でG数換算する人がいるじゃないですか。10枚上乗せwwww実質4Gwwwwみたいな。こっちなんか実質2Gですからね。というか実質5.7枚乗せですからね。数字が信用できない。そんなところに痺れる。憧れる。

なんか悪口ばかり書いてるように見えるかもしれませんが、一応言っておくけど僕大好きですからねコレ。完全にマゾ向けの台だけどホラ、マゾだから。


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ちなみに七もそこそこ揃うのです。


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なお、恩恵は実質17枚の爆乗せとなります。この世の七図柄揃いでGOD系の次ぐらいに弱いぜ。


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ただ、この台の七揃いは連続するんですよ。高確があるんです。

で、何が素晴らしいって…高確率を告知しないんです。マジハイセンス。
なんか知らんけど気がついたら7のナビがモリモリきて揃いまくるって状態になるんですよ。素敵過ぎる。


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はい神台。まあ何度も言うように200枚出ないんだけども。因みに七揃いで一枚払い出しがありますね。実はこの七揃い、押し順ベル溢しなんです。本来ユーザーが損するナビって出しちゃダメなんですけど、とんでもない屁理屈で通してるんです。本当に屁理屈の塊で出来とる台やで。詳しくは自分で調べてケロ。


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という訳で最初のBIGは333枚にて完結。激闘西遊記はサンダーVリボルトだった…?コイン持ちが悪魔的という共通点もあるし、有力説だと思います。(妄言)


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その後も


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色々あって


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そこそこ出る!写真撮ってないだけで1200枚ぐらい出ました。

この出玉バランスが好みなんですよねぇ…奇跡の万枚より、定期的に現れる千枚前後やで。

...と、言うわけで持ちメダルがそこそこ出来ました、これなら天井からのCZ失敗を2回繰り返しても出玉が残るな!!(露骨なフラグ)















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えっ何これは…(右上が当日グラフ)

あっという間の出来事というか、6号機だの5.5号機に慣れてしまった僕にはあまりに刺激的な出玉速度。貸出ボタンを押すのに忙しくて退屈しなくてすんだのは事実ですが、一撃3200枚吸い込みはロックが過ぎる。一応何回も当たってるのにグラフから全く読み取れない初回のショボさ。


…で、3200枚ぶりのラッシュな訳です。いつもならウンコみたいな枚数で終わって首を吊る流れですが…?



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ファッ


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なんてこった、激闘西遊記はサンダーVリボルトじゃなくてマジハロだったのか。

いやまあサンダーは言うに及ばず違うし、マジハロも当然違うって言い出す人もいるかもしれない。そんな人には次の画像を見て頂きたい。


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これはもう完全にマジハロでしょ。言い逃れ出来ないでしょ。


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本家の銅箱よりか見栄えがいいけど、負債を考えたら物足りない定期。


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以上です。最期に500枚出てくれて嬉しかったけど、もう一回当てようと想って天井まで回したら追加投資するハメになりました。

ただ、こんな凄惨極まりない結果に終わっても僕の心にわだかまりは無いのです。最後に残った気持ちは「やっぱ激闘西遊記超面白いな…」という今どき小学生でも書かないような感想だけだったのです。何がいいたいのかと言うと、お前らいまからでも遅くないので激闘西遊記を打てって話です。自主的ステマです。KPEは僕に2千円ください。以上です。




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-おまけ-

アホみたいに負けたので当然ノーマルに逃げます。

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チャンス図柄が来るまで暇すぎると思った。(小学生以下の感想)(有効ラインがエイトマンリスペクトなのは大変いいと思った)(詳しくはそのうち書きます)(書かない)(ダーツライブは一度も当たらない)