一体、いつ頃道を踏み外してしまったのでしょうか...

かつては、地味ながらも甘デジでは手堅く長期稼働する機械を作るメーカーとして名を馳せていました。
また、素のゲージが良い台が多く...ある程度釘が閉められいても回りやすいのもウリで、ガチ勢と釘なんか見ない勢両方を喜ばしていました。

そのメーカーの名は西陣
旧御三家とも呼ばれるパチンコメーカーの重鎮であります。

古くは多彩な玉の動きをウリにした羽根物で人気を博し、デジパチにおいても花満開シリーズ等で著名であります。

近年は地味な印象が拭えなかった物の...他社の甘デジが年々荒くなっていく中、ある程度緩いというか...いい意味でヌルめのスペックを出し続けていため、一定の支持を受け、大ヒット作こそないものの、長期稼働という形でお店に貢献し続けていました。
最近で言うと、春一番の甘デジ(8個保留の)なんかが、中小メーカーの非版権甘デジとしては異例の超長期稼働を実現。独自の路線で生き残っていくと思われていたのですが...

片手間に出したゴールデンゲート(ライトミドル時短突破型90%継続のエッグイ台)が中途半端に受けてしまった事から、西陣くんの路線は変わって行く事になります。

最初に違和感を感じたのは、当のゴールデンゲートの続編であるゴールデンゲートBLACKバージョンでしょうか。その頃から、西陣くんのスペックは大量出玉をウリにしたものや、間口が極端に狭い物が増えていき...気軽に楽しめる台をまったく出さなくなってしまったのです。

ホラ、目を瞑れば色んな台が走馬灯のように浮かんでくる筈です...

319の癖に時短突破型という意味不明なスペックで全員の度肝を抜いたGGGG...

さくらももこ版権で1/319+まさかのバリ潜伏STというスペックで全世界の度肝を抜いたさくらももこ劇場2400With春夏秋冬...

王道確変ミドルでやって来た看板シリーズなのに、唐突に1/319で初回突入率33%+奇跡的に時短で引き戻した所で右ですら通ありSTだから時短やり直しになるだけの可能性があるというとんでもないスペックで全宇宙の度肝を抜いた金の花満開...
他にも色々と気の狂った台がありましたが、みんな、みんなコケてしまいました。

更に、ベース規制が入った事によるスペック低下の煽りをモロに受けた甘デジというジャンルにおいても無理な爆発力ばかりを追求するnew西陣スタイルはミドル以上に歪な台を連発。西陣が掲げる爆裂甘デジブランド・ぷらちなシリーズの導入数は信じがたいほど少なくなっています。

その上それら全てが低稼働に終わり、いよいよもってブランド力のあるシリーズが無くなった西陣さんが放った次の手が今回取り上げるV王- legend-

一部マニアには神格されている、西陣の羽根モノを前面に押し出したデジパチでございます。

昔の羽根モノというのは、現代と比べてつけ込む隙が多かったと言われております。
さらに言えば、細かい規定が色々変わっているため当時の役物を完全再現とはいかんのです。

かと言って、中途半端にエッセンスだけ継承してリメイクしても面倒なファンからは袋叩きにあってしまうのです。ファインプレーとか。

当の西陣もヘブンブリッジでやらかしてしまった為、それ以来羽根モノを禁じていたのですが...

いっそのこと、実写動画を使ったデジパチにしてしまえという発想!
動画内なら役物の規定もクソもありませんし、何より一つの台に複数台の映像を詰め込む事ができますからね。ネームバリューの薄さを数で誤魔化すことが出来る。

と言うわけで収録台数は驚愕の14種類。
コレだけありゃあ暫くは飽きずに楽しそうな気がします。と言うことで、超久々にワクワクしながら西陣の台を打つことに。

僕は世代じゃないけど、西陣の羽根モノの動画はよく見ています。一体、どんな台が出てくるのだろう...!



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えっ何これは...(ドン引き)

...とまあ、実写に辿り着く前に謎めいたCGマシンを乗り越えなければ行けません。まあ毎回転実写で煽られても困るし多少はね?

の画像には載っていませんが普通に図柄もありまして、リーチになるとカメラが役物上部の飛び込み口によります。


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それがコレ。どうした西陣!上の画像とまるで違うやないか!そんな釘の森は無かったぞ西陣!もっとスルーパスしそうな風貌やったぞ!

で、セグがありますね。4って出てますね。つまりガーゴイルくんが球を4個排卵してくれると言うことです。どんな特殊性癖システムだよ。
で、ガーゴイルくんの卵がスタートに入るとやっと名機演出に...行きません!行きま!せん!

上の画像(釘の森オミットバージョン)を見ていただきたい。なんかあるっしよ?剣山みたいな、羽根らんまみたいな謎の役物があるっしょ?それを超えたらやっと発展...じゃないです。その下のクルーンも超えてようやく、ようやく発展。あまりにも関門が多い。
ちなみにカメラが寄ると案の定別物になっています。どうしてそんな画面構成になっているのだろう。(素朴な疑問)

さて、ここから先言いたいことは動画見ないとわかんないと思うんで貼ります。というかよく考えたら動画あるなら上の文章も丸々いらんかったな...






見ました?見ましたね?OK。

正直僕は、初見でキレました。2回目でもっとキレました。

何故、どうしてV間近で一時停止&スローとか訳の分からないことをしてしまったのでしょうか。
そういう無駄な溜めが無くサラッと入るのが羽根モノの魅力ちゃうんかと。そこで止めたら一気に安っぽくなるじゃねえか。

で、それ以上にブチ切れた理由が毎度、玉の動きのパターンがやったら少ない事。
基本的に

A:どクソハズレ

B:当たり

C:V直前でのハズレ

...の三種なんですよ。どうした西陣!何のための実写だ!

実写役物演出のパイオニアであるカイジ沼3はその辺ちゃんとしてましたよ。とにかく尋常じゃない種類の映像が用意されていたから、毎度ワクワク出来たんですよ。そこには球の動きによる興奮が見事にあった。なのにこの台は分岐点が少なさ過ぎる。予定調和の何がアナログよ?

んで、外れ方の不自然さも酷い。多分動画探せばどっかに出てくるんですけど、ヌルッとVを避けるんですよ。ヌルッと。
確かにあるよ、現実でも。そういうハズレは。でも、毎回じゃない。毎回見せるもんじゃない。マジで何のための実写やねん。

上のに貼ったダービーキングの動画なんかもそうなんですが、この台って口への発車台に入った時点でほぼ大当たりなんですよ。本来。それなのに見事に避けまくるからねVを。そういう事ちゃうやん...


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...と、憤りながらもなんだかんだで当たり。

V確ST機ですが、初回は確変を掴み取れていようがいまいが電サポ70回の同じ演出に入ります。
そこさえ突破しちゃえば87%継続の電サポ100回のSTへ!要は初回確変引いてても70回以内に引けなきゃ残り30回転は潜伏って事すね。如何に初回電サポで引けるかが肝。


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で、運命の初回は固定演出となっております。KING OF KEIBAを思い出しそうな禍々しいフォントしてやがるぜ...!


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対戦する台は名著パチプロ日記でもお馴染みジャスティ。


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おーおー煽りよる。とはいえ伝説的な名機ですからね、ここ一番の初回に抜擢するのも妥当じゃないでしょうか。ナイスチョ...


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(*^○^*)誰だお前!

なんでここ一番でCGなんだよ!実写で完全再現のコンセプトはどうした西陣!何がしたいんだ西陣!


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アッハイ


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現場からは以上です。異常です。

なんだろう、もう少し手間を欠けてたら神台になったんじゃねえかと思うんですけどね。なんか中途半端なんすよ。もっと手間を欠けて動画パターンを多く乗せるだけで大分違ったんじゃないかと思う。3パターンはいくらなんでも少ないよ。演出パターンが∞(ムゲンダイ)なのがアナログ機最大の魅力なのに3て。その辺のデジパチよりもよっぽど少ないじゃねえか。

それに、15台もの名機が!って言ってもそのうち7台がプレミア扱いで確定なのも納得いかない。なんで3パターンでも少ないのに1パターンにしちまうんだよ。100%Vに入るって分かってて興奮出来ますか?おかしいと思いませんか?あなた

というかプレミア扱いのせいで7台は見ることすら叶わねえんだよ!絶対間違ってるってそれ!折角面白いコンセプトなのに勿体ねえ...!



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…という事で、心を浄化するために実写役物機のベスト・オブ・ベスト。沼3を打ちます。生産台数150台と言われるくっそレアなカイジver!


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...で、見ての通り非実写演出で当たり。...まま、ええわ。単発だったけどそれもええわ。もう一回当てれば実写見れるでしょう。


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と思ってたのに会長のよくわからん演出であっさりと当たり。更にまたしても単発。しょんぼりしたので今日はこの辺にしておきとうございます。(こういうクソ適当な演出でサクッと当たるのも沼3が神台なところなんだけどね)








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そういやこの日は悪魔城ドラキュラ(神台)も打ってました。案の定役物は壊れていたし、壊れているとしか思えないぐらい電チュー前で球がはじかれて減りまくった。ストレス!