マイケルはお蔵。


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パチ・スロ版権において、ホラーって定着しましたよね。

...と書きましたが、冷静に考えてみるとホラーを継続して出しているメーカーなんて藤商事ぐらいなもんです。

パチだとクロユリ団地だとか、スロットルだとサイレントヒルなんかもありましたねえ。
...しかしそれらはいまいち市場に受け入れられず、結局の所執拗にリング呪怨を出す藤商事の独壇場と化している昨今なわけです。

これは藤商事の版権チョイスが良かった...というそれだけの話しではなく、結局の所藤商事が一番ホラーを上手く活かしているという事だと思います。

現に、リングのようでリングじゃない版権で便乗した高尾くん、ニューギンくんの台は頓死致しました。


さだ

さだ



さて、元々リングシリーズはパチンコで人気だった台なのは皆様御存知の通り。
その後パチスロでも人気台になった訳ですね。

そして今回藤商事は、パチスロにおける新シリーズとして貞子VS伽椰子を選択、上記に上げた貞子3D(言っちゃった)と同じく所謂スピンオフ版権となっています。


当然シリーズの例から見てART機で液晶の中の貞子と伽椰子が妖怪大戦争すると思っていたのですが...

さだ

というか最初この筐体を見た時には普通にそういう物だと思ってたんですが…
下パネルを御覧いただきたい、地獄のように役構成が蠢いていますね。


つまり、上の液晶っぽい部分は単なるパネルです。というかノーマルです。

わざわざ版権を使って液晶なしのノーマルを作る...
4号機ライクかつ、現代においてはチャレンジブルな取り組みと言えましょう。おそ松さん以来ですかね(パックマンは黙殺)


当然導入も少ないであろうと思ってたんですが...
このブログで何度か書いている隣の店が、6月最初の入れ替えでちゃぶ台返し貞子という異色の新台選定をしてくれた為初日から打って来ました。



さて、本機はバリッバリにアクロス、中でもバーサスを意識した作りがなされています。
VSだからね、仕方ないね。

メインとなる子役狙い箇所は3点。

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まずはここ、チェリー付きのBARを枠上〜上段。
ベルスイカのダブルテンパイから外れるのがメイン。
完全に聞いたことありますね。

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そしてこちらの青7狙い。青7の3コマ上にチェリーがあります。
青7中段が子役or目だったりと、クラセレライクな制御。

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最後にバチェバの枠内狙い。
スイカまで滑って外れたり、いろいろ。
左リールでスイカを否定出来るけど、右がスイカ零さないんで他の打ち方より楽というわけでもない。


...この時点でお分かりでしょうが、本機の主役は完全にリールです。
その上アクロスよろしく、15枚役のスイカが成立しまくるので気を抜かずにDDTする必要がありまビャァァァァアアァァア!

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(大嘘)

...というわけで、アクロスとの最大の相違点は唐突に来る告知ですね、正直死ぬほどビックリした。無演出だったし。

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...ということで初当たりはREG。

ボーナス後はバーサスよろしくRTに突入します。
RTは2段階で、RT2への移行は目押しによって拒否可能というガチでまんまのアレ...なんですが、REG後もRT1に移行するんですよ。
RT中REGのガッカリ感が薄れる、素晴らしいシステムだと思います。


...まあ、60枚弱なんだけどな!

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...その上、REGからのRT1はBIGと違い、3Gしかありません。
引き伸ばしなど考えず、移行リプが成立したら即入れちゃいましょう。

ソーラーセブンのような緊張感を感じつつレバオンすると...
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なんか光った。何これ。

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ボタンをポポポンと押すと...

払い出しなしチェリー!

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というわけで初BIGはまさかの1G連から。
貞スロが搭載されてればSミッション成功レベルの引きですね(?)


BIG後のRT1は20Gありますんで、早々に移行させてしまっては損。
引き伸ばしましょう。

引き伸ばし方は逆押しでBARを枠上、上段に2コマ目押しというかバーサス。

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かやちゃんランプ点灯で移行リプの成立が確定。
有利区間規制の関係上、バーサスと違って押し順ナビは出ませんのでどのタイミングで入れるかは自分で決めましょう。

今回は8Gだったからもう入れましょう、左から押して...



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!?

ほんと衝撃的だったんですが、左から押しても移行リプは外せます
しかもそのポインヨがDDT地点にあるっていうね...打つときは気をつけてください。
今回は運良くパンクしなかったけど、危ないよコレ。



さて、本機には4つの演出モードが搭載されています。

しかしモードの変え方が分からない。
十字キーを弄っても全然反応してくれないので公式サイトを確認しました。


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あーなるほど3回か、そりゃあ分かんねえよな...

そんで、ついでに演出紹介ページも見たんですよ、そしたら...

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なんと、ついさっき払い出しなしチェリーが出て来た演出は全リールにBARを狙うものだったと発覚。

更に、BAR揃いが確定役&15枚である事が判明。
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つまり僕はクランキーチャレンジで鳥も羽も狙わない大失態を犯したという事です。
最低限の下調べ、大事。



で、その後は当たるたびにモードを切り替えつつ楽しみました。

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(ハサミ二確)


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シスクエ2めいて呪眼チャレンジ以外での3連チェリー=重複

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中段青七からベルが外れて驚くやつ

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スイカまで滑って外れる分かりやすく喜ばしいアレ

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この日のMVP出目。
ハサミで二確のゲチェナと子役のテンパイ両方を否定。
特になにも考えずに中リールを押すとコレ、最高。

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クラセレもそうだけどハサミベルテンってスイカと違ってどうせベルだと思ってる分漏らすよね。






で...

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はい。(後日撮影)

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(同日導入のちゃぶ台)



さて、総評ですが...
ドチャクソおもしれえです。

唯一文句があるとすればさまざまな面での説明不足ですが、液晶なし故仕方ない側面もあるしなぁ...

とにかく演出に嫌味が無いし、飽きてきたら別のモードに変えりゃ良いしで、素晴らしく隙がなくめっちゃ完成度が高い台だと思います。

フェアリーテイル事変以降、藤商事を許すな2018キャンペイグンを展開していた僕ですが、撤回します。

今日から藤商事をゆるすなでも貞子は打てキャンペイグンを展開します。よろしく哀愁。



打て。